空の鶴ができるまで

空の鶴ができるまで 過去の記録

仕込み1

洗米・浸漬

2006.12.14

 いよいよ、今年の酒造りがスタートです。まずは麹用の米の米洗いから始まります。吸水歩合を正確にするときには写真のような洗米機を使用します。これにより、米の表面の糠やゴミが洗い流されます。 20061214000
 
20061214001  洗米が終わると、浸漬の工程になります。ただし45%まで磨いた白米は、水分を吸いやすいので、吸水率が33%になるように浸漬時間を調節する、限定吸水という方法をとります。
 
 限定吸水を行った直後の白米は、周囲は白くなって水を吸った状態ですが、中心部は水を吸っていないので白く濁ってはいません。しばらく置いておくと、徐々に中心部まで、水がしみ込んでいき、最後には全体が白くなります。 20061214002
 
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 浸漬が終わった白米は、蒸し器の中に均等な厚さになるように敷きつめていきます。後はふたを閉めて、蒸気で蒸す工程に移ります。
   

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