空の鶴ができるまで

空の鶴ができるまで 過去の記録

仕込み2

発酵経過

2024.1.8 - 12

 今年はお正月からの気温が高いため醪の品温が高く、発酵の進み方が速くなりました。
 泡あり酵母のタンクでは早くも高泡と呼ばれる状態となり、泡の層が60cmぐらいできています。
◆1月8日
20240108000
 
20240108001  一方、泡なし酵母のタンクでは泡の層は見られずに水面に泡ができては消えていきます。
 
 高泡状態であったタンクは、発酵が進み、泡がなくなってくる落泡と呼ばれる状態になりました。
 泡の方にいた酵母が醪の方に戻ってくるので、発酵の速度が一気に上がってきます。
◆1月10日
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◆1月12日
20240108003
 泡の層がほとんどなくなり、地と呼ばれる状態になりました。泡の層がないので、タンクに耳と近づけるとシュワシュワと泡がはじける音がよく聞こえます。
 
 発酵が進んだところで、四段目の仕込みの準備をします。四段目は蒸米を入れるのではなく、酵母がすぐにエネルギーにしやすいように、お粥状にしてからタンクに入れていきます。 20240108004
   

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