空の鶴ができるまで

空の鶴ができるまで 過去の記録

仕込み2

本醸造ができるまで

2017.1.9 - 22

 仕込んでから1週間が経ち、ようやく流動性が出てきました。 ■1月9日
20170109000
 
20170109001  今年の酵母は去年とは違って、泡無し酵母を使用しているので、去年の泡有り酵母なら泡が集まって高泡の状態になっていますが、水面に薄く泡の層があるだけです。
 
 仕込んでから10日ほど経ち、酵母の活動が最も活発な頃となり、品温が上がりすぎないようにするのに苦労します。 ■1月12日
20170109002
 
■1月19日
20170109003
 今年は米の溶け具合が良くなく、すぐに搾りになってしまいました。アルコールを加えて、この後搾りとなります。添加するアルコールもこだわっており、米アルコールを使用しております。
 
 搾るための槽(ふね)です。醪の量が多いので、大台を一番高いところに上げておかないと入りきれません。 20170109004
 
20170109005  下から順番に醪を搾り袋に入れていきます。
 
 大台近くまで、搾り袋がきてしまったので、少し時間をおいて、搾り袋から酒が出て高さが下がるのを待ってます。 20170109006
20170109007
 
20170109008  垂れ壷には搾りたてのお酒が集まって、新酒のいい香りがしています。
 
 搾れた新酒はタンクに集められます。オリが混ざっているので濁った状態です。1週間ぐらいおいておくとオリが沈んで、澄んだ状態になります。 ■1月22日
20170109009
 
20170109010  醪を入れたときは10cmぐらい厚みがありましたが、搾り終わると1cmぐらいになってしまいます。これから粕を剥がしていきます。
 
 搾りきらないので、粕が分厚く切り分けるのが大変です。 20170109011
20170109012
 
20170109013  粕を剥がし終わった後、搾り袋を槽(ふね)にセットして、ひきつづき大吟醸を搾ります。
   

前の日へ ・ 一覧へ戻る ・ トップへ戻る ・ 次の日へ